エコフィードについて ABOUT ECO FEED

エコフィードとは?

食品廃棄物を再利用し飼料に加工したのものです

食品廃棄物の中には食品工場で出る余剰の生産品、食品の製造過程で出る副産物、スーパーやコンビニの売れ残り、賞味期限切れの食品等があります。
これらは取扱いの都合上「廃棄物」と言われていますが、見栄えが悪かったり賞味期限が切れていても品質的にはなんら問題がないものがほとんどです。これらの物はおそらく誰が見ても「捨てるのはもったいない」と思うに違いありません。エコフィードはそんな食品を再利用した飼料です。

どんなものが餌にできるの?

豚は何を食べる?

豚は食欲旺盛な雑食性の動物です。ですから人間が食べるものは何でも餌になると言っても過言ではありません。かつてはあちこちの家に豚がいて、残飯を餌にしていた時代もあったぐらいです。しかし豚も食べるものは選びます。豚は鼻がよくきき、例えば腐っているもの、カビの生えたものなどは食べません。食品残渣・食品副産物を利用する場合、基本的に(美味しい、まずいは別にして)人間が口にしても問題にならないものが餌の原料としての条件です。
(ちなみに、一般的にはトウモロコシや大豆粕を使った配合飼料を使う農場が主流です。しかし飼料原料の高騰、世の中の環境に対する配慮、食品リサイクル法の施行などの理由から配合飼料の原料に食品残渣・副産物が使われることもあります。)

リキッドフィーディングを採用しています

マルミファームでは豚の給餌方法に“リキッドフィーディング”という方法を採用しています。
これは飼料を水分75%程度に調整し、ドロドロの液体状で給餌する方法です。私たちの食べ物に例えるならば「お粥」または「流動食」と言ったところでしょうか。餌を液状にすることで栄養の吸収を良くし、より少ない餌で豚を大きくする事が出来ます。また、食品副産物には水分の多いものが沢山あります。普通の水分13%の配合飼料にそれらを混ぜようとすると乾燥させて水分を飛ばす必要があります。リキッドフィーディングは
①水分を飛ばすための余計な熱エネルギーを使わない
②ほとんど水分のもの(牛乳・飲料等)も餌に加工できる

といったようなメリットがあります。

食品副産物は単一のものと決めています

マルミファームでは数年前までは配合飼料100%で豚を飼っていました。その頃の餌は非常に良い餌で豚の発育も良く、その餌を食べて育った豚のお肉は美味しく買い手の皆さんからも好評でした。ですから、リキッドフィーディングにしてお肉の品質を落とすわけにはいきません。お肉の品質を維持するためにはこれまでと変わらない質の餌を給餌する必要があります。そのために配合飼料メーカーさんの協力を得ながら手に入る食品副産物の栄養成分を分析し、それを補うような配合飼料(ベースミックス)を特別に作ってもらい、以前と変わらない栄養価の餌を豚に与えられるように毎日配合設計をしています。
餌の栄養価を一定の範囲にするには手に入る食品副産物の栄養成分がわからなければなりません。ですからマルミファームで使用する食品副産物は主に食品工場などから出る「単一のもの」と決めています。

買い取りについて

まずはご連絡ください

御社でもし「これは廃棄するにはもったいない」、「飼料にして豚に食べさせられないだろうか?」という食品残渣がありましたらお電話またはお問い合わせフォームにてご連絡ください。
ホームページからのお問い合わせは、お返事までにお時間をいただく場合がございます。お急ぎの場合はお電話にてご連絡をお願いいたします。

TEL 0564-62-6210

お話しを聞かせていただいたうえでこちらで飼料化が可能か検討いたします。
もし可能な原料ならばサンプルを送っていただくか、御社まで直接お伺いしご相談させていただきます。


飼料化に適したもの


豚は雑食性の動物です。人間の食べるものならばほとんどの食品が飼料化できます。とりわけ、
  1.小麦主体の製品(麺類、パン類、菓子類)
  2.大豆・豆類主体の製品
  3.トウモロコシ主体の製品
  4.米主体の製品
  5.イモ類主体の製品 等
穀物由来の製品は飼料化し易いものです。

動物由来の製品では、
  1.乳製品
  2.鶏卵、うずらの卵 等
が飼料化できます。

当社の設備はリキッドフィーディングシステムを採用しております。
水分含量の多い製品、ジュース類も飼料化が可能です。


有限会社マルミファーム

〒444-0125
愛知県額田郡幸田町大字逆川字奥88

0564-62-6210

FAX:0564-62-6202

PAGE TOP

PAGE TOP ▲